はじめに
今回はある程度筋トレについて理解を深めていくとたどり着く場所である「オーバーワーク」について詳しくご紹介します。また、「オーバーワーク」と「オーバートレーニング」を全く違うものであることを理解して頂くために、「オーバーワーク」と「オーバートレーニング」の違いも詳しくご紹介します。
オーバーワークとは?
そもそも筋トレしている人たちが使う「オーバーワーク」と世の中の人たちが主に仕事などで働きすぎを意味する「オーバーワーク」は全く別の意味であることをご存じでしょうか?
今回は、筋トレしている人たちが使うウエイトトレーニングにおける「オーバーワーク」について詳しくご紹介します。
オーバーワークとは基本的にはセット数やトレーニング時間が長くて重量が伸び悩んだり、過度な筋トレなどによる一時的に疲労している状態のことを指します。
オーバーワークの判断基準
オーバーワークには数値などの明確な基準はなく、自分の体感で「もしかしたら今オーバーワーク気味かも、、、」と判断するしかありません。自分がオーバーワークだと判断してもただの筋肉痛だったりと、オーバーワークは判断するにはとても難しいものかもしれません。誰でもなかなか正確には判断しにくいものです。
そんな中でもいくつかオーバーワークかもしれないという症状を上げます。
- 毎日筋トレしているのに全く重量が伸びない
- 毎日筋トレしているのに全く体に変化がない(基本的にはありえない)
- 気持ち的にはまだ筋トレできるのに体が動かない
特に3つ目はオーバーワークによくある症状だと思います。
オーバーワークの解消方法
もし自分でオーバーワークと判断した場合にどのようにして解消すればいいのか私(Gordon)なりの解消法をご紹介します。
- 筋トレのボリュームを減らす
簡単に言うと、セット数や筋トレをしている時間を減らすことです。セット数や時間を減らすことで筋トレのボリュームが自ずと減らすことが出来、オーバーワークの解消につながるかもしれません。
- 体が動かなかったらやめる
もし筋トレしている最中にその日のメニューをこなせていないけど、体が疲れて動かなくなったらどうしますか?体が動かなくなったら疲労していてオーバーワークの典型的な症状なので、筋トレをすぐにやめることをおすすめします。
- 思い切って筋トレを休む
どうしても疲労感や筋肉痛が取れない人は、治るまで思い切って筋トレを休んではみるのもありです。私の実体験ですが、風邪をひいて一週間近く筋トレを出来なくてその間にしっかり休んだら、体の調子が良くなり気持ちよく筋トレできたことがあります。
疲れているのに毎日のようにハード筋トレをしている人はたまにはゆっくり体を休めるのもいいですよ!休む勇気も必要です!
オーバーワークとオーバートレーニングの違いとは?
オーバーワークとオーバートレーニングは似ているようで明確な違いがあります。それは一時的な疲労か慢性的な疲労かどうかです。
オーバートレーニングは筋トレなどのハードなトレーニングによって生じた疲労が十分に回復できないまま積み重なり、慢性的に疲労を感じる状態のことを指します。
オーバートレーニングは気づずに放っておくと、症状はだんだんと悪化しやがて軽い筋トレでも疲労感や倦怠感を感じるようになります。
オーバーワークではその時に頑張りすぎたりと一時的な疲労ですが、オーバートレーニングは今までの疲労などが蓄積されるので、すぐに症状に表れるわけではありません。
オーバートレーニングの予防方法
オーバートレーニングは意識して生活するだけで予防できますので安心して下さい!
- 十分な睡眠・栄養を摂る
オーバートレーニングを予防するには規則正しい生活を心がけ、肉体的・精神的疲労を溜めないことが大切です。そこで必要なのが睡眠と栄養です。しっかりと休んでバランスの良い食事を心がければオーバートレーニングになる可能性は低いです。免疫力を高める食事を意識してみるといいです。
免疫力を高める食事について知りたい方は「免疫力高める栄養素4選」をご覧ください!
- 疲れたら休む
これはオーバーワークの解消方法とほぼ同じです。疲れを感じたら筋トレを中止して休むことが大切です。
まとめ
オーバーワーク、オーバーワークとオーバートレーニングに違いについてご理解いただけましたでしょうか??オーバーワークとオーバートレーニングの違いは意外と間違って解釈している人が多いので、注意しましょう!!