新型コロナウイルスの影響で家トレが流行している中で、ダンベルの需要が高まってきています。
家トレをするためにいざダンベルを買おうとなった時に、調べてみるとたくさん種類があってどれがいいのか分からないなんてことはありませんか?
そこで本記事では、自分がどのダンベルを買えばいいのかについて説明していきます。
固定式ダンベルか可変式ダンベルか
まずダンベルには、重さが固定されている「固定式ダンベル」と、重さを自由に変えられる「可変式ダンベル」の2種類あります。
固定式ダンベルはおすすめできない
画像のようなジムに置いてある固定式ダンベルは、正直言うと家トレをする方にはおすすめできません。固定式ダンベルは、いちいち重りを変えなくて楽というメリットがありますが、重りが固定されているので家トレの際にはとても不便です。
胸、背中、脚、肩とそれぞれ使用する重さは変わってくると思います。その重さに合わせて、たくさんの固定式ダンベルを購入してしまうと、相当なコストと場所を必要とします。
以上の、不便、コスト・場所が必要という点から、家トレをする際に固定式ダンベルを選ぶのはあまりおすすめできません。
可変式ダンベルは2種類ある
家トレの際には、可変式ダンベルを選ぶことをおすすめします。その可変式ダンベルにも2種類あります。
①ダイヤルを回して重さを変える
ダイヤルを回して重さを変える可変式ダンベルの最大のメリットは、ワンタッチで手軽に重さを変えることができることです。やり方も本当に簡単で迷うことは一切ないと思います。
他にも、以下のようなたくさんのメリットがあります。
- 固定式ダンベルように場所を取らない。
- オン・ザ・ニーができる。
- 20kg、30kg、40kgまでと重さを選ぶことができる。
オン・ザ・ニーとは、スタートポジションの際にダンベルを太ももの上に一時的に乗せることです。例としては、ダンベルベンチプレスをするときに、ベンチ台にあおむけになる前に一度太ももの上にダンベルを乗せるのを想像すると分かりやすいかと思います。
このタイプの可変式ダンベルは、MAX20kgまでで自由に重さを変えられるものや、MAX30kgまで、40kgまでと種類が豊富です。しかも、2kgずつ小刻みに変えることができるのでとても便利です。
値段の相場は、ものにもよりますが重さが軽いほど安く、2万円を切るものから4万円以上するものまであります。いざ筋トレを始めようとなった時に、この出費は少々高く感じられると思います。
もう一つのデメリットとしては、壊れる可能性があることです。ダイヤルを回して重さを変えるので、ダイヤルの部分が壊れてしまったら使い物にならなくなってしまうので要注意です。
②プレートのつけ外しで重さを変える
プレートのつけ外しによって重さを変えられる可変式ダンベルは、ワンタッチで重さを変えられる可変式ダンベルに比べると、重さを変えるのに少々手間取ります。一度重さを変えるだけならそこまで手間にはなりませんが、種目ごとに重さを変えるとなると、2つのダンベルを変えなければならないので意外とめんどくさいと思うかもしれません。
1つ目に紹介した可変式ダンベルほど、重さを細かく変えることができませんが、割と細かく変えることができます。
値段は、プレートの枚数にもよりますが1万円前後と意外とリーズナブルな価格となっています。
結局どのダンベルを選べばいいのか?
結局どのダンベルを選べばいいかは、選んで損をしないダンベルは「ダイヤル形式の可変式ダンベル」です。
やはり無難なのはダイヤル形式の可変式ダンベルだと思います。女性は40kgまで使うことはあまりないと思うので、20kgまでのダンベルを買えばその分安く済むと思います。
ダイヤル形式の可変式ダンベルが無難といいましたが、これは無難というだけであって全員におすすめできるわけではありません。目的別におすすめのものを紹介するので、その目的によっては違うダンベルの方がいいという場合があります。
目的別におすすめのダンベル
✔健康維持目的の筋トレの場合
健康維持目的の筋トレの場合は、筋肥大が目的ではないと思うのでそこまで高重量のダンベルを使用しないと思います。
例えば、15kgまでで十分だという人は、ダイヤル形式の可変式ダンベルだと使わない重量が出てくるし、値段も高いです。これは非常にもったいないと思うので、15kgまでのプレートのつけ外しで重さを変える可変式ダンベルを選んだ方がいいです。
✔筋肥大目的の筋トレの場合
筋肥大目的の場合は、絶対にダイヤル形式の可変式ダンベルがおすすめです。筋肥大目的ということは長い目で見ると、扱う重量が次第に伸びてくると思います。そうなるとプレートの可変式ダンベルでは物足りないと感じてしまうと思います。