筋トレをしていると、自分の体の筋肉の付き方に左右差が出るのはご存じでしょうか?
左右差は、主にトレーニングを始めたての初心者の方にありがちです。
本記事を読んで左右差のないシンメトリーな体を目指しましょう!
筋トレにおける左右差の原因
筋トレにおける左右差の原因は、主に以下の3つです。
原因を突き止めて、左右差を整えましょう!
①利き手の違い
人間には、利き手が存在します。
箸を使うときやボールを投げるときなど、自然と力を伝えやすい利き手で行っていると思います。
筋トレにおいても、意識していなくても自然と力を伝えやすい利き手の力を多く使っています。
例えば、ベンチプレスやバーベルカールなどウェイトを両方の手で持って行う種目では、利き手の方が力を使っており、より発達しやすくなることがあります。
よって、利き手側の方が筋肉が発達している場合が多いです。特に腕の太さで比べてみると分かると思います。
②正しいフォームで行っていない場合
筋トレにはどの種目にも正しいフォームが存在し、間違ったフォームで行うと左右差の原因となります。
例えば、ベンチプレスを行うときに左右のバランスが崩れ斜めになりながら上げていたら、均等に筋肉がつかないことが分かると思います。
また、片手ずつで行う種目でも左右で違う動きをしていたら、つく筋肉の位置がずれたりし左右差の原因となります。
③ケガによる影響
一見、ケガによる影響が左右差の原因になることは関係ないように思えますが、実は大いに関係しています。
これは、軽いケガではあまり関係しませんが、骨折などの長期的にケガした箇所を動かせない場合に左右差が生まれます。ケガが完治するまで、安静にしていなければならないのでそれだけで左右差は生まれます。
また、完治していてもケガした箇所を無意識にかばったりするため、知らずのうちに左右差が生まれている場合があります。
左右差の対処法
①片手ずつ行う種目を取り入れる
片手ずつ行う種目というのは、ワンハンドダンベルローイングやオルタネイトダンベルカールといった種目ではなく、左右に均等な負荷がかかる種目のことを指します。
例えば、インクラインダンベルカールやダンベルショルダープレスなどの種目のことです。基本的にダンベルやプレートを付け替えるマシンを使って行う種目のことを指します。
片手ずつ同じ負荷がかかることによって左右差を防ぐことができます。
余談ですが、ベンチプレスなど両手に負荷がかかる種目では、利き手じゃない方を意識することで多少軽減することが出来ます。
②正しいフォームを身に着ける
こちらは超単純なことで、正しいフォームを身に着ければいいだけです。
間違ったフォームで行うと左右差が生まれてしまうのなら、正しいフォームで行いましょう。
最近では、YouTubeで筋トレ解説動画が多く出ていてとても参考になります。また、本やブログなどで知識を増やすのもいいと思います。
③トレーニングギアを活用する
トレーニングギアとは、トレーニングをサポートしてくれるアイテムのことです。
パワーグリップやリストラップ、トレーニングベルトを使うことで、ケガを防止するだけでなく左右差の改善につながります。
例えば、パワーグリップを使えば左右で均等な握力で引くことが出来ます。
まとめ:左右差を整えるためには?
今回は、左右差の原因と対処法についてまとめてみました。
左右差の原因は、主に利き手の影響が大きいです。そして先ほどもお話ししましたが、対処法はいくらでもあります。
左右差を整えるためには、、、
- 片手ずつ行う種目を取り入れること。
- 正しいフォームを身に着けること。
- 利き手じゃない方を意識すること。
- トレーニングギアを活用すること。
これらを意識することで必ず左右差を整えることが出来ます!