パワーグリップと呼ばれるトレーニングアイテムをご存じでしょうか?
パワーグリップは、トレーニングの手助けをしてくれる神アイテムなので、ぜひ持っておくべきものです。
そこで本記事では、パワーグリップについて詳しく知っていただくために詳しくまとめていきます。
- パワーグリップを使用する理由
- パワーグリップの使い方
- パワーグリップとリストストラップの違い
パワーグリップを使用する理由
パワーグリップは、主にトレーニングおいて引く動作をするときに使用するアイテムです。それ以外にも、ベンチプレスやレッグエクステンションなどのどんな種目でも活用することが出来ます。(この話は、日本人初IFBBプロボディビルダーの山岸秀匡選手のYouTubeでもお話しされています。)
✔引く動作のトレーニングの例
- チンニング
- ラットプルダウン
- デッドリフト
などの背中の種目が多いです。
これらの種目をするときというのは、握力を使います。人間の握力には、限界があり長い時間(セットの終盤やトレーニングの終盤)や重い重量を扱うようになると、握力がもたなくなります。
そこで、パワーグリップを使用すればパワーグリップが、重りを持つ手助けをしてくれ握力がもたなくなるということが起きにくくなります。
また、引く動作をするときはバーベルやダンベルなどのグリップがずれて、指の付け根にマメが出来単純に痛いから使用するという方もいらっしゃいます。
パワーグリップの使い方
パワーグリップはこのようなものになっています。
1枚目が表面で、2枚目が裏面です。
裏面の方のまま、金具に袖を通し手首につけます。
マジックテープをつけたら、パワーグリップを手に装着するのは出来ました。
手とパワーグリップのひらひらの部分の間に、バーベルやダンベルのグリップを入れます。(分かりやすいように下から撮ってます。)
上から見るとこんな感じです。
完成形はこんな感じです。
パワーグリップを手にはめてからグリップを握るまでの一連の動作は、以上のようになっています。
一見、動作が多くてとても大変そうに見えますが、やってみると簡単ですぐにつけられると思います。また、一度つけたらインターバル中は外さなければ、手につける動作を省略することが出来ます。
パワーグリップとリストストラップの違い
パワーグリップと同じ用途で使われるトレーニングアイテムとして「リストストラップ」があります。
同じ用途ですが、違いはあります。それは、扱う重量によって使い分けることです。
パワーグリップには限界がある
パワーグリップは、留める部分にマジックテープを使用しているものがほとんどで、高重量を扱う種目では外れてしまうことがあります。例えば、高重量を扱うデッドリ フトではパワーグリップが外れてしまうということがあります。
実際に、パワーグリップを使用してデッドリフトをやろうとしたところ、130kgを超えたあたりで外れてしまいました。
しかし、リストストラップは、つけるのが少々面倒ですが手首に巻きつけるためどんな重量でも外れません。
それぞれに向いてる種目
パワーグリップとリストストラップは扱う重量・種目によって使い分けることをおすすめします。
パワーグリップはそこまで重量を扱わない種目、リストストラップは高重量を扱う種目、といった感じで分けるといいと思います。
【パワーグリップ】
- 懸垂
- ラットプルダウン
- マシンロウ etc…
【リストストラップ】
- デッドリフト
- ワンハンドダンベルローイング etc…
使い分けることをおすすめしましたが、あまり高重量を扱わない\方はパワーグリップだけで十分だと思います。
まとめ:パワーグリップは必須!
今回は、パワーグリップの使い方とパワーグリップとリストストラップの違いについてご紹介しました。
個人的な意見ですが、トレーニング始めたての初心者の方はパワーグリップで十分だと思います。始めたての場合は、そこまで高重量を扱うことはないと思いますし、重量が上がってきたら買い替えればいいと思います。その頃には、最初に買った安いパワーグリップも買い替え時になっているはずです。
また、背中などの引く動作をする上でパワーグリップは必須アイテムだと思うので、持っていない方はぜひご購入を検討してください!