食事の際、皆さんはどういう順番で食べているでしょうか?
食べる順番はダイエットにおいて意外と重要です。
そこで、今回はダイエットに効果的な食べる順番についてご紹介します。
ダイエットに効果的な食べる順番
結論から言うと、野菜(食物繊維)→肉や魚(タンパク質)→ご飯類(炭水化物)の順で食べます。
たったこれだけのことをするだけでダイエットに効果的なのです。
なぜこれだけでダイエットに効果的なのかというと、炭水化物を食べるタイミングが関係しています。
大阪府立大の臨床栄養学研究グループの論文によると、炭水化物を先に食べると血糖値は1デシリトルあたり300ミリグラム以上に達したのに対し、野菜が先だと150~250ミリグラムほどですむという結果が出ている。
詳しくはこちらをご覧ください。
野菜を先に食べ炭水化物後にした人の中では、24時間以内の血糖値の上昇幅を3分の2に抑えられているというデータも出ている。
要するに、食物繊維の効果で炭水化物の吸収が緩やかになっていることが考えられる。
炭水化物は後
炭水化物はブドウ糖に分解・吸収されて血液中の糖分になりエネルギーに変わり、余った分が脂肪として蓄えられます。
空腹時に最初に炭水化物を食べてしまうと、糖分が過剰に血液の中に放出されて血糖値が急上昇することが分かっています。
人間には、空腹時にすぐに糖をエネルギにーに変える仕組みがあります。
炭水化物を最初に食べると、血糖値を下げるホルモンのインスリンが分泌される。インスリンは、その糖分を脂肪として体内に蓄えてしまいます。これが肥満の原因になります。
しかし、炭水化物を最後に食べると、食後の血糖値の上昇が緩やかになりインスリンの分泌が減り、脂肪も減るのです。
炭水化物を満腹時に食べることで、ダイエット効果が期待できます。
野菜を最初に食べる理由
野菜に多く含まれている食物繊維には、小腸での糖分の吸収を緩やかにし、血糖値が急上昇するのを抑えてくれる働きがあります。
その働きを最大限活かすには食物繊維が豊富に含まれている食材を先に食べることが重要です。
また、食物繊維を先に食べる理由としてほかにもあります。
食物繊維は腹持ちが良く満足感を得られることで、自然と後に食べる炭水化物の量を減らすことが出来ます。
・おすすめの食物繊維が入った食べ物
食材名 | 食物繊維(g) | |
海藻類 | わかめ 30g | 9.81 |
寒天 100g | 1.5 | |
ところてん 150g | 0.9 | |
きのこ類 | しいたけ 3個 | 1.26 |
しめじ 300g | 9.9 | |
えのき 85g | 3.32 | |
野菜 | ごぼう 1本 | 10.26 |
アスパラガス 1本 | 0.43 | |
キャベツ 1玉 | 18.36 | |
穀類 | トウモロコシ 130g | 11.7 |
豆類 | 納豆 1パック | 3.35 |
この中でも特におすすめなのはわかめです。
海藻類には食物繊維が豊富に含まれておりとても優秀な食材が多いです。
外食で実践できる食べる順番
外食で焼き肉に行ったときに実践できる食べる順番についてです。
焼き肉チェーン店「牛角」に行ったとします。
まずは、先ほど紹介した通り、野菜から食べます。
もし、ダイエット中に牛角に行ってしまったら、こういう感じで注文すると良い食べる順番ではないでしょうか。
【重要】
これが決まった食べ方ではないです。好きなように好きなだけ食べることも大事です。
食べる順番を意識しようかなと思う方は実践してみるのもいいですね!
終わりに
ダイエットで食べる順番を意識することは意外と重要であることをお分かりいただけたでしょうか?
食べる順番は、最近では「食べる順番ダイエット」というのも出てきているくらい注目されていることです。
ぜひ皆さんも一度自分の食べ方を見つめなおし、今回ご紹介した方法を試されてはいかがでしょうか!
最後までご覧いただきありがとうございます。