
今回はそんな悩みを抱えている方に向けて「スクワット」について詳しくご紹介していきます。具体的な内容は、そもそもスクワットとは?、スクワットのダイエット効果、スクワットの効果的なやり方についてです。
スクワットとは
そもそもスクワットとはどんなものかご存じでしょうか?皆さんご存じだと思いますが、一応説明しておきます!
スクワットとはウエイトトレーニングの基本的な種目であり、トレーニングのBIG3のうちの一つです。(BIG3とはスクワット・ベンチプレス・デッドリフトの3種目)
直立した状態から膝を曲げてしゃがむのと立つのを繰り返すことで鍛えることが出来ます。主に大腿四頭筋(太もも前)、下腿三頭筋(太もも後ろ)、大殿筋(お尻)を鍛えられる種目となっています。
スクワットのダイエット効果
基礎代謝アップ
基礎代謝を上げることはダイエットにとってとても重要です。基礎代謝が上がると日常的な運動(通勤や家事など)で脂肪を燃焼しやすくなります。基礎代謝は筋肉量を増やすことで上げることが出来ます。逆に筋肉量が少ないと基礎代謝は下がり痩せにくい体になります。
また、痩せるためには食事も重要です。食事については「フィジーク大会に出場のために-15kgの減量に成功した食事メニューとは」で詳しくご紹介しています。
スクワットはその基礎代謝を上げてくれます。下半身(脚)は人間にとって非常に大きな筋肉です。スクワットで下半身を鍛えることによって基礎代謝が上がります。また、脚に比べると小さい筋肉である腕を鍛えるよりも、スクワットのほうが目に見えて基礎代謝はアップします。
脚痩せ効果
スクワットで下半身を鍛えると痩せるのと同時に、引き締まったすらっとした脚を手に入れることが出来ます。無駄な脂肪は下半身につきやすいので、スクワットをすることによって脚痩せ効果が期待できます。
理想的な体
皆さんの理想的な体はどんな体でしょうか?男性なら引き締まったいい体、女性ならメリハリのある体とか理想的ですよね。
スクワットすることによってそんな体に近づくことが出来ます。基礎代謝がアップするので痩せやすい体になり、体が引き締まります。そして脚痩せ効果で下半身が引き締まります。それに加えスクワットはお尻も鍛えることが出来るので、プリっと上がっているお尻になれます!
スクワットの効果的なやり方
スクワットはただやみくもにやってもきちんとした効果を得ることは出来ません。きちんとしたフォームでやることで効果を実感することが出来ます。
フォームの解説
スクワットにはいろいろな種類のやり方がありますが、今回は一番オーソドックスなやり方をご紹介します。
- 足を肩幅より少し広めにし立つ。(足は少し逆ㇵの字になるように)
- 手を頭か前に出し、太ももと地面が平行より下になるくらいまでしゃがむ。
- ゆっくりと元の位置に戻る(立つ)。
以上の動作でスクワットを一回したことになります。しかし、これだけでは効果的なやり方とは言えません。
今回は私(Gordon)がおすすめするスクワットのポイントをご紹介します。
スクワットのポイント
- 腰を曲げない
スクワットをする際は、ケガ防止ということも含めて絶対に腰を曲げてはいけません。腰を曲げて立とうとすると、脚に負荷がかからないのと同時に腰に負荷がかかり、腰を痛めてしまうことがあります。
だから、絶対に腰は曲げずにしっかり前を見て背筋を伸ばしてスクワットをしましょう。
- 膝を前に出さない
スクワットを始めたての方や慣れていない方がやりがちなフォームで膝を前に出し、正座をするようにしゃがみ込んでスクワットをする方がいます。これは脚に負荷がかからないし非常に危険なフォームです。膝を前に出しながらしゃがむと重さが膝に集中してしまうので、膝を痛めてしまう原因になります。
膝を出さない理想的なフォームは、膝からしゃがむのではなくお尻からしゃがむようにしましょう。
- しっかりと深くしゃがみ込む
スクワットは可動域(動かせる範囲)が広いトレーニングです。少し膝を曲げるくらいの可動域ではスクワットとして非常にもったいないことをしています。お尻が地面につくほどしゃがみ込むのはダメですが、太ももと地面が平行より下になるくらいまではしゃがむようにするとベストです。
まとめ
- ダイエットにスクワットはもってこいのトレーニング
- 基礎代謝アップ
- 脚痩せ効果
- 理想的な体が手に入る
- 正しいフォームで行わないと怪我をするし、効果的ではない
今回はダイエットにはスクワットをしようという内容でお話してきました。ここで紹介したスクワットはとてもオーソドックスで器具とか一切使わずにできるものです。また、ダンベルなどウエイトを使って行うスクワットでも「スクワットのポイント」は同じですので、ぜひウエイトを使ってもお試しください!!!